2017年9月25日月曜日


◆ 9.24 オープンキャンパスを開催しました!

大阪夕陽丘学園短期大学では、9月24日(日)にオープンキャンパスを開催しました。
澄み渡る秋晴れの空の下、3年生をはじめ多くの1・2年生や保護者の皆様にご来場いただきました。ありがとうございました!

この日はキャリア創造学科のAO入試5次の本相談日&6次のエントリー受付日でした。本相談を受けられた方、お疲れ様でした。本日エントリーされた方は、10月29日(日)の本相談へとお進みいただくことになります。どのコースにするか迷われている方は、エントリーする前に、教員との個別相談や在学生とのフリートークでいろいろ質問してみてくださいね。

当日は、学科説明会や
保護者様説明会、就職状況説明会、AO入試・指定校制推薦入試・公募制推薦入試のポイントなどを分かりやすく説明する入試対策講座、個別相談などを実施しました。
ほかにもウェディングドレスをディスプレイしたブライダルデザイン実習室や短大図書館でオリジナルブックカバーづくり、キャンパス内に設けられたクイズラリー、
人気の「本日の体験授業」では、リニューアルしたばかりの製菓実習室などで、先生や先輩たちと一緒にレッスンに参加していただきました。

◇ 食物栄養学科「体の組成を知ろう
自分の体の組成って考えたことありますか?体組成とは、簡単に言うと「脂肪」「筋肉」「骨」「水分」など体を組織する成分のことです。脂肪が多い、筋肉が少ないなど体組成のバランスが悪いと肥満や生活習慣病になるリスクが高まります。体験授業では、保健学修士の岡田有司先生から栄養アセスメントについてレクチャーを受け、まずは肥満度を判定するBMI値<=体重(kg)÷身長(m)2>を算出。その後、一人ひとり体組成計で体脂肪率を測ったり、上腕の皮下脂肪厚と腕回りの長さを組み合わせて自分の体の中にどれだけ脂肪や筋肉があるかを調べていただきました。皆さん、真剣な面持ちで計算式に取り組まれ、測定結果を見ながらご自分の体脂肪率やBMI値を適正値と比べてらっしゃいました。毎日元気に過ごすためにはまずは自分の体を知ることが大切。継続して体組成を調べることで普段から自分の体を意識し、その変化に気づくことで肥満や間違ったダイエットなどを防ぐことができるんですね。本学の岡田先生の授業では栄養士免許取得に必須である、体の特性と栄養管理の理解を目標とする「応用栄養学」、人間栄養学を基盤とした地域社会の実践に必要な理論と方法を理解する「公衆栄養学」を学びます。

◇ キャリア創造学科 製菓クリエイトコース「タルトレット・ポワールを作ろう」
自分で作ってみたい憧れのお菓子、タルト。パティシェの齋藤耕一先生の指導のもと、今回はタルトレットポワール=洋梨のタルトづくりにチャレンジしていただきました。まずは先生から手順について説明を受け、3~4人ずつの班に分かれて、製菓クリエイトコースの先輩たちと一緒にタルト生地を型に敷き込んでいきます。何度もやりなおしているとバターが溶けて生地がポロポロ崩れてきたり、焼きあがりが縮んだり固くなったりしてしまうため手早く作業することが大事なんだそう。型の角まできれいに敷き詰めたらアーモンドクリームを流し込み洋梨を並べ、オーブンへ。庫内をのぞきこんでいた高校生の方が「めっちゃきれい!」と思わず笑顔になったほど、焼きあ上がったタルトは美しい黄金色でほわっといい香り。皆さん、自分が作ったタルトを美味しそうに試食&お土産にお持ち帰りいただきました。製菓クリエイトコースの製菓実習では在学中に100種以上の洋菓子や和菓子、パンづくりに取り組みますので、就職や家庭で役立つ実践的なテクニックやスキルが身に付きます。



オープンキャンパスは入学後の自分をイメージすることができる大切な機会です。いろいろな説明会や体験授業に参加したり、先生や先輩たちとお喋りしたりするなかで、夕陽で学ぶ楽しさを体感していただけたら嬉しいです。

2017年9月3日日曜日


◆ 9.3 オープンキャンパスを開催しました!

大阪夕陽丘学園短期大学では、9月3日(日)にオープンキャンパスを開催しました。
秋らしい爽やかな風が吹くなか、3年生をはじめ多くの1・2年生や保護者の皆様にご来場いただきました。ありがとうございました!

この日はキャリア創造学科のAO入試4次の本相談日&5次のエントリー受付日でした。本相談を受けられた方、お疲れ様でした。また、本日エントリーされた方は、9月24日(日)の本相談へとお進みいただくことになります。どのコースにするか迷われている方は、エントリーの前に、教員との個別相談や在学生とのフリートークの時間などにいろいろ質問してみてくださいね。

毎回人気の「本日の体験授業」では、リニューアルしたばかりの製菓実習室などで、
先生や先輩たちと一緒にレッスンに参加していただきました。

◇ 食物栄養学科「『食』と心理学
「食」行動には「心理」が関係しています。なぜ食べるのか?なぜ食べ終わるのか?なぜ好き嫌いがあるのか?改めて考えると不思議ですよね。体験授業では、本学で心理学を担当する與久田巌先生が、動物が経験を通して行動を変容させていく過程を研究する「学習心理学」の観点からラットを使った様々な実験結果を用いながら、食行動について講義を行いました。たとえば、食前にブザーが鳴るようにして1日6回の食事を与え続け、ブザーが鳴ると餌を食べ始めるようになったラットに、好きな時に好きなだけ餌を食べられる状況下で1日1回ブザーを聞かせたところ、空腹でなくてもブザーが鳴ると習慣として餌を食べるようになった――このように私たちヒトを含む動物はある経験を繰り返すと、条件反応として食事を始めたりやめたり、特定の味を好きになったり嫌いになったりするそうです。普段何気なく摂っている食事にも、私たちが気づいていない心理が働いているのかもしれません。皆さん、熱心に先生の話を聞いたり、配布されたプリントに丁寧に書き込んだり、本当に大阪夕陽丘短期大学の授業を受けているかのようでした。與久田先生の授業では、心理学の理論や知見を学ぶことで、日常のさまざまな場面での人間心理や行動を理解し、対処する力を身につけることを目指します。

◇ キャリア創造学科 製菓クリエイトコース「フィナンシェを作ろう」
フランス語でお金持ちの意味をもつ、金塊の形をした焼き菓子・フィナンシェ。自分で作るのは難しそう…と尻込みしてしまいそうですが、パティシエの齋藤耕一先生のアドバイスを受けながら、製菓クリエイトコースの先輩たちと一緒に挑戦していただきました。焦がしバターを作ったり、中はしっとり外はサクサクの食感を出すためにアーモンドプードルを生地に混ぜたり、卵白は絶対泡立てずヘラで押すように混ぜ合わせたり皆さん、家庭ではなかなかできないプロの技をしっかり学んでいらっしゃいました。焼きたてのフィナンシェと齋藤先生特製のアイスクリームをお皿に盛り付けて試食を楽しんでから、フィナンシェは1日置くとしっとりとしてまた別の味わいが楽しめるため、お土産用としていくつかお持ち帰りいただきました。



次回は、9月24日(日)にオープンキャンパスを開催します。

当日はキャリア創造学科のAO入試6次のエントリーを受け付けています。AO入試をお考えの方はぜひオープンキャンパスにご来場くださいね。
「入試対策講座」では、AO入試や指定校制推薦入試、公募制推薦入試の流れやポイントなどについて分かりやすく説明しますので、ぜひご参加ください。

「本日の体験授業」は次の2つを予定しています。

●体の組成を知ろう(食物栄養学科)
ヒトの栄養状態を大きく左右する体の組成を講義と実習で勉強しましょう。

●タルトレット・ポワールを作ろう(製菓クリエイトコース)
タルトの定番、洋梨のタルトづくりに挑戦してみましょう。

一部の体験授業は定員制となっています。正面入口の受付カウンターで先着順に整理券を配布しますので、参加ご希望の方は当日お早目にご来場ください。
ほかにも整理券不要の常設体験として、「手作りたい焼き体験」や「オリジナルヘアアクセサリー作り」などもありますので、説明会やセミナーの合間にのぞいてみてくださいね。
いろんな体験授業に参加されて、夕陽で学ぶ楽しさを体感していただけたら嬉しいです。

オープンキャンパスでは、2018年度新パンフレットをお渡しするほか、学科説明会や保護者様説明会・就職状況説明会、個別相談も実施します。リニューアルされたばかりの実習室や図書館、学生ラウンジなども自由にご見学いただけます。

オープンキャンパスは入学後の自分をイメージすることができる大切な機会です。
3年生はもちろん、1・2年生の方も、お友達や保護者の方と一緒にぜひお越しください!





◆ 8.21 地域と連動した食育活動「わいわいクッキング」に参加しました

8月21日(月)、天王寺区保健福祉センター主催による「わいわいクッキング」が、天王寺区子ども子育てプラザで開催されました。これは大阪市食育推進計画に沿った活動の一環で、楽しく作って一緒に食べる【共食】によって子どもたちに食への興味関心を深めてもらうことを目的としています。本学からは管理栄養士でもある森久栄先生と食物栄養学科の学生6名が参加協力しました。

事前に打ち合わせや試作を重ね、分量や作業工程、効果的に食育を行うための子どもへの接し方などを検討。①危機回避を第一に、②できるだけ子ども自身にしてもらう、③話しかける、を念頭に、メニューは子どもたちが楽しみながら自分で作れる「タコライス・きのこのスープ・茶巾ゼリー」となりました。

当日は地域の小学1~4年生14名が参加してくれました。子どもたちは自分で包丁を使って玉ねぎを切ったり、お玉で寒天液をすくって容器に流し込んだりと一生懸命。学生たちも手を添えてサポートしながら、「タコライスは野菜がいっぱいだね、食べられるかな?」「まいたけやえのきは手でほぐすと面白いよ」などと食育の立場から話しかけ、茶巾ゼリーは必ず自分の分を自分でやるように促すなど、どの子も公平に参加できるよう目配りしていました。できあがりはみんなでわいわいお喋りしながら完食。子どもたちは「自分で作ったら嫌いなものも食べられた!」「家でも作ってみたい」などと笑顔で話してくれました。

参加した学生にとっても、実際に子どもたちと接したり、保健福祉センターの管理栄養士の方の話を聞いたりしたことは貴重な経験になったようです。事前にしっかりと準備や練習を行なったため、最初は不安がっていた学生も当日は子どもたちと楽しそうに調理していました。野菜に興味を持って親しんでもらうために行った野菜の断面クイズでは、子どもたちは興味津々で、次から次へたくさんの質問が飛び交いました。学生たちも人に教えるということ、そして正しいことをわかりやすく伝えるということの大切さを感じたのではないでしょうか。

大阪夕陽丘学園短期大学ではこうした様々な経験を通して、
学生ひとりひとりが食に関する知識や地域と協働する力を習得できるよう、今後もいろいろな活動を行っていきたいと考えています。