2015年7月7日火曜日

平成27年度 「食育研修会」における事例報告



◆ 平成27年度 「食育研修会」における事例報告


7月7日、本学からほど近い大阪市天王寺区民センターにて「食育研修会」が開催され、本学食物栄養学科の森久栄准教授が「短期大学における食育」についての事例報告を行いました。

この食育研修会は、第2次大阪市食育推進計画の実施に向けて、各区における食育ネットワーク強化と、食育への取り組みを推進するために必要な知識の習得を目的としているもので、各区の食育ネットワーク参加団体から多くの方々が参加されました。



本学で栄養指導関係の科目を担当する森先生は、「短期大学における食育~地域貢献・地域連携をめざして」と題し、本学で行われている食育活動の中からいくつかの事例について報告されました。


本学で行われている食育活動の中でも、天王寺区保健福祉センターと連携・協力した「おやこの食育教室」や「キッズクッキング」、児童養護施設の幼児を対象とした「クッキングを伴った食育紙芝居・クイズ」などは、食物栄養学科2年生が「特別研究Ⅰ・Ⅱ」としてゼミで取り組んできたものです。


この「特別研究Ⅰ・Ⅱ」は、食育活動の現状を知り、体験することをテーマに、実践を通して食育活動の現状を理解し、食育に関して深めたい課題を見つけ、実践・探究する力を養うことを目的としています。


近年、食育は重要性が周知され、こどもから高齢者まであらゆる年代を対象に、行政、保育所、学校、施設、地域、企業などさまざまなところで食育活動が展開されています。


本学が持つ資源を提供することで地域に貢献でき、学生が日ごろの学習成果を実践し、また住民や関連期間との交流を通して自分たちの活動を知っていただく貴重な場、ということが大学が地域で食育を行うことの意義として捉えており、本学では今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。




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