2015年6月9日火曜日

製菓実習Ⅱ 「シュークリーム」


◆ 製菓実習Ⅱ

キャリア創造学科 製菓クリエイトコース1年生が履修する「製菓実習Ⅱ」についてお届けいたします。

この実習では、製菓の中でも洋菓子の基礎技術を学び、洋菓子作りの器具、道具の使用方法や、基本となる生地のスポンジやクリームなどを習得します。
洋菓子に必要な基本技術や知識を身に着け、一つの工程をより早く、丁寧に仕上げができるように訓練を行います。


この日の実習では、シュー生地を使った菓子を作りました!
製菓実習室の黒板には、いつもフランス語で材料名が書いてあります。
オープンキャンパスのときの体験授業では、もちろん日本語訳もありますが、実習ではフランス語表記のみ!
パティシエになるには、材料名などの最低限のフランス語の習得が必要です。

今回作るシュークリームは、フランス語の「chou à la crème(シュー・ア・ラ・クレーム)」がなまって、日本ではシュークリームと呼ばれるようになりました。
「ア・ラ・クレーム」はクリームが入った、「シュー」はキャベツという意味で、シュークリームの形がキャベツに似ていることからこの名前で呼ばれるようになったそうです!

製菓実習ではより美しく見えるデコレーションの手法や、伝統菓子の装飾技法についても学びます。
今回は、普通のシュークリームだけでなく、スワンシューにも挑戦しました!
スワンシューはフランス語で「Cygne(スイーニュ)」と言い、 小さく絞って焼くことのできるシュー生地の特徴を生かして、白鳥の細い首を象って焼いた伝統的なシュー菓子です。

清楚でかわいらしい白鳥の形が完成!
白鳥の首や羽をつけていくと、一気に命が吹き込まれたように感じます!
食べるのがもったいないなぁw


シュークリームを作ることで、カスタードクリームもシュー生地もマスターしました。
他の洋菓子にも応用できるので、これから作りたいお菓子がどんどん広がりますね!



0 件のコメント:

コメントを投稿